マリと子犬の物語 featuring 王子

えいが

宣伝もすごかったと思うが、やはり動物モノは強し。いつも空席状況に「◎」のついている映画館、遂に「残席数」が表示されている現場を見ました。おかげで首の痛くなる席しか取れず…。 はい、ついつい「山古志村のマリと三匹の子犬」と原題を言ってしまいそうな、「マリと子犬の物語」を観てきました。

ふくはらの蔵書

絵本である原作の設定を忠実に引き継いでいるのは「おじいさん」(宇津井健)のみです。あとは映画化にあたってか、脚色されているようです。原作というよりも原案?

涙腺決壊の恐れは地震シーン後にしかやってこないと思っていたのですが、

始 ま っ て 5 分 で 決 壊 (つд`;)゚・゚。

ちなみにその5分のシーン(第一波): 原作の「五十嵐家の三代目犬」とは違い捨て犬だったマリが、主人公の兄妹を追っかけてくるシーン。いやあ、もう健気で健気で。久石オーケストラの演奏がまたここで来るなっ!というところで盛り上がってくる。いきなり決壊ですよまったく。
第二波: 妹が「うちには母がいないがマリには父も母もいない」という趣旨のことをボソリ。→決壊。 第三波: 犬嫌いのお父さんの反対を押し切ってマリを飼うことが決まった兄妹。よかったねえぇマリぃぃい、と何でもないシーンで決壊。
第四波: 地震がやってきて、おじいさんと妹が崩れた家の下敷きに。おじいさんが「もう自分はどうでもいいから」と諦めたところにマリがまほうの杖を持ってくるシーン。ちなみにこの決壊が最大級の流出でした。 涙腺に甚大な被害を及ぼしたシーン。
第五波:おじいさんと妹が生きているから助けにいって、とマリが自衛隊の人を案内。ちょwできすぎwwでも決壊。
第六波:さんざん予告でも流れた全村避難、ヘリに乗せられないマリと子犬は置いてけぼりというもはや説明不要のシーン。正直ここまで決壊はありえないと思われたのですが、ここに至るまで既に枯渇気味。正直一番重要なシーンだと思われるのですが、別撮り丸出し感。特撮にもう少し力を入れてほしかったと思いますた。地震被害まではかなりリアルだったのにちょっと残念。
第七波:マリvsカラス。マリ傷だらけでカワイソス(つд;)゚・゚。
第八波: マリ川に転落。ふんだりけったりカワイソス(つд;)゚・゚。 しかしここにきてCGの粗さが目立ち…。
第九波:一時帰宅となり、一家と子犬、マリが再会。よかったねえぇ(つд`;)゚・゚。 


しかし久々に主人と再会した犬って、あんなにおとなしいのだろうか? 王子なんか聞いたところによると、12/30の上京のため駅まで見送ってもらったあと、私の姿を求めて自転車に乗った女性を手当たり次第に追いかけ回していたとのこと。
翌日帰宅したら猛然と飛びかってきて目も口も耳もベトベトになるほど舐め回し。なんだこの差は。(w 「映画『マリと子犬の物語』支援連絡会」のサイトを見る限り、やはり実際のマリもペロペロ攻撃がすごそうなのだが(笑)。

話は戻って、なんだか上映時間中ほとんど涙腺緩みっぱなしだったような気がするのですが、一応犬だけでなく人間の家族愛も織り交ぜて描いた、ファミリー向け仕立てとなっているようです。ストーリーもわかりやすいので冬休みのお子さまにはぴったりでは? 兄妹愛萌え、日本犬萌え、陸自萌えさんにもかなりイイ!と思います。

なお翌日、涙腺が壊れたためか目の周囲の肉が異様に盛り上がり、顔が別人になっていました。

コメント

  1. みずほ より:

    全ての条件にあてはまる漏れで見に行こうと画策してる間に冬休みが終わってしまいそうです。
    コミスタ訓練がんばってますね!
    漏れもEX入れたお。
    がんがるぞ!

  2. ふくはら より:

    あれ、陸軍属性でした?(w
    ちなみに制服度は自分定規で海>空>陸。
    海といえば「男たちの大和」でも久石オーケストラの攻めに遭って涙腺玉砕したものです。

    お子さまたちには是が非でもおすすめします。感想文まで書いていただきたいです。(ォィ

    コミスタDebutなんて「Pro・EXのデモ版」みたいなものですね。機能の幅が全然違います。ベクターが使えれば簡単操作でぽっちゃり王子もほっそり王子にあら不思議。

    犬ばっかり描いてないで人間描くようにしますorz
    今まだ人間絵恐怖症orz

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