以下の情報は2024年8月に現地で確認した内容です。参考にされる際は自己責任でお願いします。
なんの脈絡もなく突然ですが、日本語で書かれた「トロムソのバスの乗り方」がインターネット上にあまり見当たらないので、また旧乗車券アプリが9月1日で終了するとのことで、また行くであろう自分用メモに書き留めておこうと思います。
私は夜が3時間程度の8月に行きましたが、もっと夜が長いまたはずっと真夜中の季節だと不安になるだろうし。
そもそもトロムソどこやねんの方は、地図をご確認ください。
【日本語】トロムソ(またはトロムセー)/【English・Norsk】Tromsø
北極圏のフィヨルドの中に位置し、更に地方へオーロラ観賞へ向かう際の拠点の街でもあるそうです。
ノルウェー人は英語も話せる方が多いので、私のようなTOEIC200点レベル(実測ではなくアプリ診断)に対してもやさしい英語で話してくれるはず(自己責任で)。どうしようもない時はGoogle翻訳アプリが役に立ちます笑
空港到着からバス停までの道のり
まず、ほとんどの方がトロムソ空港(Tromsø lufthavn/airport)からバスで街なりへ移動するかと思われるので、空港からのバス停へのアクセス方法。到着すると1階に出るかと思います。
直接ホテルへ向かう方は、空港出口を出て左へ道なりに進むとホテル向けエアポートシャトルの乗り場があるので、そちらをご利用で良いかと(ホテル側にバス停があるかどうかは各自確認で)。
私は市営バス?を利用し、、、ようとして、ホテルまで徒歩にしたのですが、そちらに乗る場合は次のとおりです。
まず階段かエレベーターで1階から地下1階へ降ります。
駐車場を突っ切るとバス乗り場が現れます。
空港から橋を渡り西側の島(住宅地?)へ向かう場合は手前のバス停、それ以外の目的地の場合は道路を横断して反対側のバス停へ行きましょう。
ホテルは西側の島にはあまりなさげなので、地元民以外で橋を渡って西へ行く人は珍しそう。
乗車券を買ってみよう
バスチケットの券売機は反対側のバス停にありますが、アプリで購入するより割高とのことなので、スマホを持っている人はアプリを入れるが吉。
アプリは下記「Svipper」のサイトからダウンロードできます。「Svipper」はトロムソのバスや船もひっくるめた公共交通機関の総称の愛称らしい。
ノルウェー語(北部サーミ語も)のほか、英語に対応
なお、私が渡航前に何度もデモンストレーションしたアプリ「Troms Billett」は9月1日で利用を終了するとのことで、現地に到着してからあたふたしながら入れ直しました。
私はトロムソに到着するまでの経由地が多かったため、あらかじめアクティベートしていたヨーロッパ内どこでも使えるeーSIMを使ってダウンロードしましたが、通信量が不安な場合は空港のWi-Fiを使いましょう。4時間まで通信量無制限で無料。これはノルウェー内の空港全て同じ運用のようです。
運賃はいくつかのZoneに分かれており、Zone内か、Zoneをまたぐかで料金が変わります。観光地だけれあれば空港周辺と街をカバーする「Tromsø」エリアだけでよいかと。
Troms Billettは乗車地・経由地を直接入力する必要があったのですが、Svipperはアプリ内のマップ上から乗車地・目的地を選択して、最寄りやその他合理的な時刻・経路を検索して結果を表示し、そのままチケットを買うことができます。バス停でなく行きたい場所をタップすることでも働くのでとても良い子。ただ、クレジットカードを登録するにはアカウント設定が必要のため、私のような観光客は面倒でもクレジットカードを都度入力するほうが安心かも。もしくは24時間以内の乗車回数によってはお得な24時間券という選択肢もあります。
それにしてもZone内で44ノルウェークローネ(以下NOK)日本円にして約600円、24時間券で126NOK…約1,730円?大阪シティバス1日券の2倍以上やで!
実際にバスに乗ってみよう
Svipperで乗車券を買うと、乗車予定時刻の到来と同時に90分の乗車可能時間のカウントダウンが始まります。つまり購入した時刻のバスに必ずしも乗らなくてもよく、なんなら90分以内であれば同じZone内なら乗れてしまいます。そもそもバスの出入口には非接触型の機械が設置されているものの、アプリで何らかの認証を行う訳でもなく、海外あるあるのいわゆる「信用乗車方式」です。
乗車時に稀に検札があるらしく、その時にアクティベートされたチケットを持っていない場合は無賃乗車とみなされ罰金の対象だそうで、気をつけようぜ!!!
※車内の機械には地元のお年寄りがカードのようなものをタッチされていました。敬老乗車パスみたいな??
ちなみに運転手さんからチケットが買えるかどうかは確認してません。ただ、以前確認した情報では「売ってはいるけど、チョーお高い」そうです。
参考・ふくはらさんの実際のバス活用
先述のとおり、空港からホテルまで20分歩きました。チェックイン前に荷物を預ける際、空港シャトルバスの存在を知らされ、ホテルHPにも情報なく聞いてねぇよーと落ち込みましたが、別にタダに対して落胆してもねぇ…行きの飛行機で摂取したカロリーを消費したからヨシ!てことで。
24時間券を購入し、事前に調べた撮影スポットまでバスで向かいました。あ、そうです、4年ぶりの「海外撮影」。海外の情報、殊更マニアもあまりいないような空港に関してはFly TeamよりSPOTTERS GUIDEが有用です。
滑走路を隔てる柵の向こうから黄色いパトロールアウディに乗ったお兄さんから朗らかに「ウィッス、何やってんの?」と聞かれたので、飛行機の写真撮ってるだけです、と答えたら「いいよ、問題ないよ。良い写真撮れるといいね、がんばって!」と、謎のぼっち東洋オタクに良きお返事いただき恐縮です。これが1回目。
2回目は逆光気味になってきた頃に空港までバスで行き、水を調達し空港から徒歩で西側の橋の途中まで上がって撮影。寒いし橋の勾配をチャリがぶっ飛ばしてくるし…逆にお前橋の上で何やってんの、でしょうけど。
3回目は空港からホテルへ戻りました。これで24時間の権利終了…ん?まいっか。
次の日は朝から宿泊したホテル「MOXY TROMSO」の窓越しに飛行機撮影していましたが、昼過ぎから天気が崩れたので撮影は終了、街へ向かい、酒飲んでホテルへ戻りました。これは90分×2の料金。ちなみにホテルは建ってまだ日が浅いようで、SPOTTERS GUIDEにも載っていません。宿泊しないと撮れないから掲載しないのかもしれませんが、いつか成田マロウドのように有名になっちゃうかもしれないw
最終日は日曜のためエアポートシャトルの始発が遅く、朝一の飛行機に間に合わないため課金して路線バスで空港へ。90分×1。
だいぶ話が脱線しましたが、まあまあ課金しましたね!
バスターミナルの工事、いつまですんの?
ホテルの最寄駅のバス停は2つ、ショッピングモール「K1 Storhandel」そばのバスターミナル「Giæverbukta」またはホテルのそばの「Åslivegen」。ただÅslivegenはあまり本数がなく、ほぼ前者の方にお世話になりました。
しかしバスターミナルは工事中、しかも歩行者自転車専用アンダーパスも工事中で、カートを抱えての仮設階段に苦労しました。
日本なら「工事はいつまで」みたいな表示がありますが、ノルウェーにはないようで。
なお「K1 Storhandel」より北側のショッピングモール「Jekta Storsenter」のほうが規模が大きく、私が訪れた土曜日の午後は多くの家族連れでごった返していました。ノルウェー語が読めたら楽しいんだろうな。一応、家の近所にもあるけれどもFlying Tiger Copenhagenは覗きました。デンマークやね。
以上、自分用のトロムソのバス備忘録でしたが、どなたかの一助になれば幸いです。
みんな、飛行機撮影するならトロムソおすすめやで!
特にDASH8スキーのよいこのみんな、Widerøeでは2030年までにほぼ見れなくなる予定だから急げ!
※飛行機撮影の話は気が向けばまた。
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