SFJ第2回体験搭乗にｽﾀｺﾗ行ったレポ

関西空港の空の日イベントの一環として、JALは9月1日にB737-800、ANAは9月2日にB777-200の体験搭乗会を実施すると、関空会社の公式リリースがあったのが確かお盆前。しかしこーゆーイベントの通例として「小学生以下のお子様とその保護者」のペアでしか申し込めないといういつもの罠でした。

そんなところへ降ってきたスターフライヤー、9月2日第2回体験搭乗参加者募集！のプレスリリース。近畿に住んでいることという条件はありましたが、それ以外年齢制限もなく、1名から4名まで申込可能だったため、私のような大きいおこさまひとりでも申し込むことができました。 …当たるかどうかは別問題として。

—— すると数日後、携帯に当選の連絡…

マ　ジ　で　す　か　？　w

・KIX1300-KIX1400
・旅客ターミナルビル2F国内線カウンター1200集合

しばらくの間の運を使い果たした感ですが、行って参りました。電車で関空。いわゆる空の日イベント・スカイフェスタというお祭りも開催中。そのステージに上がるとおぼしき小学生バトントワリング団が泉佐野から大群で乗車。揉まれましたorz
着いたところで駅の真正面に謎のちょうちんが下がっていました。

関空から直行便で行ける国内外の都市を書いているようなのですが、まあしかしアジアが多いですね。さすがはアジアのハブ空港(多分)。
駅の裏からはアイドルっぽい歌声。もしかして出店もそちらに出ているのかと思い行ってみましたが…30秒で撤収しました。
集合まで30分。新しくなった飲食店街をウロウロしたあと、カウンターでチェックイン。

カウンターのお兄さんから臨時テイスト溢れる搭乗券(全日空航空券とか書いていないw)を受け取り、傍のおじさんから黒い紙袋に入った記念品を戴きました。いやー、体験搭乗に当たるだけでもありがたいのに、まだ貰っちゃっていいんですか！ 素直にありがとうございます。

カウンターの前には就航をアピールする特設ディスプレイ。

いつまでたっても見る機会がなかったTVCM(？)をようやく見れました。

あとはいつもどおり普通に保安検査を受け、制限区域内突入。
SFJ9063、ちゃんと表示されていますよ！

出発の24番ゲートには黒い紙袋を持った人ですでにいっぱい。報道スタッフ(ABCと思われ)も含めてざっと数えて100人以上です。カメラの用意をしていたら、ついにやってきました。

JA04MC！

キャーッ!!!!という歓声とどよめき。周囲にいた人、黒い紙袋を持った人もそうでない人も一斉に窓に張り付き。私が写真を撮り終えたあとも、記念撮影をする人が絶えませんでした。

特にアナウンスもなく搭乗が始まり、スタコラと機内へ。革のにおい、新造の機械のにおい、うーん、サイコー。
席は18E。3列の中央だわ翼の真横だわでハズレっぽかったけど、体験搭乗そのものに当たっただけでも充分です。ちょうどひこうき禁断症状が出てきた頃だし。

子安武人ボイスﾊｧﾊｧなエマージェンシーデモの流れる中、いよいよ動き出しました。1310、RWY24Lよりテイクオフ。友ヶ島をかすめて右旋回、左へ回って淡路島輪切りコースです。

1323、20,000フィートに達したところで機長さんからアナウンス。本日は岡山、福山、今治、高松を経由し関空へ戻るとのこと。続いて羽田就航のPR。「9月14日に北九州-羽田に就航いたします……失礼しました、関西-羽田に就航いたします…」ボケとツッコミこそ関西人のコミュニケーションの基本なり。
お昼ご飯を摂らずに乗ったところへミネストローネを戴いてしまうと、妙にお腹が落ち着いてしまいました。痩せるかもw
1330、突然抽選会が始まりました。搭乗券の半券に書いてある座席番号がそのままくじです。一等・関西-羽田往復航空券(1名)、二等・モデルプレーン3機セット(2名)。ちょww二等欲しすwww(ちなみに21,000円相当)

…はい、外れました。

体験搭乗に当選しただけでも奇跡。モデルプレーンは欲しくなった時に買います。それにどうやら伍號機も来るらしいから(？)そのうち5機セットとかとんでもないことになるかもしれないしw それからしばらくトイレの紙が黒か白か気にしながらうじうじしていましたが、結局行くあてもなく1350、降下開始。

再び淡路島へ戻ってきました。左側席からは明石海峡大橋が見えたそうです。
大阪湾上でぐるぐる回って1404、RWY24Rからタッチダウン。鳥とバッタの島・第2滑走路です。昨年ここを歩きましたが、あまり風景は変わっていませんw ここからエプロンまで10分かかるとの前評判でしたが、実際には1410、26番スポットに到着。

降りてから出口へ向かう途中、ふと
「そういや8月2日の体験搭乗の時は北九州-関西は旅行社のチャーター便だったのに、今回はフェリーだったよな？」
「もしかしてこのまま空っぽで帰るんじゃないか？」と思い、ゲートに引き返して、抽選箱を片付け中のお兄さんにこのあとどうなるか確認しました。
「すぐに北九州へ戻ります。今さっきドアクローズしましたよ」
…やばい、撮らねば！ 1420、急いでカメラスタンバイ。ついさっきまで何十人も群れをなしていた26番ゲートは、私と空港のスタッフさん2人、私と同じような香りのする趣味っぽい男性2人の計5人になっていました。2分ほど経ってプッシュバック開始。忙しいなぁ…。

男性陣はクルーに手を振っていましたが、恥ずかしgirlyな私は無理ですすみません。愛想がないんじゃなくて、振り返したいけど本当に恥ずかしgirlyなんですすみません。

お尻を向けてタキシングしていく04MC、さようなら。 1430、いよいよ北九州へ向けてテイクオフ。

…てっか、機首age早過ぎ！

また近いうちに乗るからね！(希望)

さて、このまま帰るのも勿体ない、折角の関空なのでバスに乗って展望ホールへ行きました。

これが噂のNEW到着/出発案内ですね。ぼく管の開発会社が協力してるんでしたっけ。ゲームのことは全く知らないのですが、こんな画面なのでしょうか。カワイイですね。
そういや到着機のほとんどが第2滑走路使用だとかで、今までのようなRWY24L降りを間近で見られなくなってしまいました。

Bラン遠過ぎ！

—— さて、体験搭乗チェックインの際に戴いた紙袋の内容です。

黒い封筒の中に社長さんの挨拶文とPRちらし、ボールペン2色セット(1,050円相当)、関西-羽田就航記念のロゴの入った化粧箱入りの石けん、SFマーク入りのフォトフレームでした。
なお、フォトフレームの中の写真は私が撮ったテイクオフの写真です。折角なので入れて遊んでみました→家のピアノの上に放置。

—(後日談)—

会社の同僚の方々が「日曜日の夕方のニュースで黒いひこうきが飛んでた！」「かっこええな！」とおっしゃっていました。 一躍関西での認知度アップですね。(・∀・)ﾆﾀﾆﾀ
がんばれ、スターフライヤー！