[下地6/24(日)]やっぱりDHCだよねっ

ひこうき

Mさんと730に宿のクラブハウスで合流しました。私が朝ご飯を受け取ってテラスに出た瞬間、ザーッと通り雨が…。すぐに止んで一安心、空港の方角を見ると、空には繋がった虹がかかっていました。

ここに飛行機が飛んできてくれたらもう飛び上がるくらい嬉しいのですが、流石に訓練時間には早過ぎて、妄想しているうちに虹は消えてしまいました(´・ω・`)  朝ご飯後空港へお邪魔して、930から訓練を開始していたDASH8ことDHC-8-400(JA853A)を撮影。

しばらくするとJA8390も加わり、空港を出てRW17END方面へ向かう途中に、浅瀬の向こうに撮ってみたりしました。

RW17ENDも好きですが、この幻想的な浜も好きです。女子十二楽坊がPV撮ったところだかなんだか聞いたような。まあ私がPV撮ってもらうならこのへんで航空機をバックにry

…しかしこのQ400の絵、シャッター速度が速すぎると、プロペラが「*」になってしまう欠点に気づきました。

途中で速度を遅めに変更しましたが、ピントが合いにくくて困りました。

少し早めにお昼ご飯を食べに一旦撤収、宮古そばを食べてRW17に戻る最中に、突如セスナがランディング。

もしかしてトランセ最終便に合わせて下地入りしたマニヤがチャーターしたものですか?w (以下こちらの内容を転載&加筆のため内容が重複する箇所があります)  Q400のピント合わせに試行錯誤しているうちに、1300前……最後のトランセ便がやってきました。

17ENDから見て北東、青空にぽつんと橙色の点。点は左に旋回し、高度を下げながら誘導灯と平行に進路を取り、ぐんぐん近づいてきました。私は一眼レフと動画モードのコンパクトデジカメを両手に持って、最後のアプローチの瞬間を撮影。

その現場に居合わせたのは私とMさんと、ドライブ中とおぼしき地元のお兄さんとそのお仲間さん、そしてバズーカ砲を担いだお兄さんのみ…あまりにも寂しい最終便でした。

さて、のんびりしている暇はありません。私はこの折り返し便で那覇に向かいます。チャリを分解しそうな勢いでこいでこいでこぎまくり、2kmくらい(たぶん)離れたターミナルへ急ぎました。実はMさんは非常にマッチョな方で、本気こぎするとチャリのスピードが半端じゃないのです。ついていくのに必死。先ほどカメラに収めた到着便で下地上陸し、ターミナル前で待っておられた島の同志・DJ SoundEditさん&metroさんがにこやかに迎えてくださいましたが、もう…私は声も出なくてゼエゼエハアハア。お見苦しいところを失礼しました。

「搭乗口」と書かれた即席看板がドア前で迎える会議室もとい待合室では、チェックインが始まっていました。チェックインといっても、これ、点呼ですよね。コ・パイのお兄さんまで点呼に混じって地上業務を担当されていました。なんとも微妙な光景。ルーペ(w)保安検査を受けて、会議室の外へ。コ・パイさんの後ろをテケテケ歩いて、昨日と同じ7番スポットへ向かいます。機体後部の荷物室に手荷物を預けて、まず席を確保しようと機内へ入ると 「こんにちはー」 機長さんがいらっしゃいました。こんにちはー。エンジンがかかっていないため、正直蒸風呂です。よく我慢できますね…。前方の席に荷物を置いて外で少々撮影しました。

更にコ・パイさんといっしょに撮影していただきました。地方空港ならではの光景です。

そして、ドアクローズ、タキシング、テイクオフ。流れるように去っていく、もう二度と出会えない滑走路の光景(※2022年加筆。2007年当時は今後に絶望していました)にちょっと涙が出ましたよ。「SHIMOJISHIMA」の白い字はあっという間に後ろへ消えていきました。

伊良部島を横断して海へ抜けると、宮古島と伊良部島を結ぶ工事中の橋、続いて宮古空港が見えてきました。

次はここへ降り立つ予定(笑)。まだまだどんどん上昇を続け、雲と海しか見えなくなりました。  落ち着いたところでキャプテンの「本日この便をもちまして那覇−下地島便の運航を休止させていただきます、短い間でしたがありがとうございました」という旨のごあいさつ。切ないです。伊良部大橋が完成するまでは運航するんだろうな、と思っていただけに、就航から3か月弱、夏本番を待たずに「運休」(※事実上の廃止)なんて、あまりにも悲しすぎる結末。

遠くを眺めていると赤い尾翼の飛行機が右に旋回していきました。それも束の間、こちらは降下開始。どこかの島の空港(粟国?)が見え、しばらくするとギヤダウン、那覇のRW18が目前に迫ってきました。すごい浮遊感。高度のカウントダウンが始まり、突然鳴り出した甲高い音の警報か何かのスイッチを、キャプテンが蚊を捕獲するような勢いで叩き消し、那覇のランウェイにソフトランディング。しかし何の警報だったのかまったくもって謎。

昨日見た映像の逆回しのように、私のトランセの夏旅はこうして終わりを告げました。エプロンの奥まったところまでタキシングして、果てにスポットイン。本当にありがとうございました。

そして再びハイエースがお出迎え。Q300がプロペラ振ってました。今度は乗るからね!
(↑2022年追記。こんな宣言していたにもかかわらず、定期便としてのRACのQ300には乗ることはありませんでした)

間近で見るジャンボはやはりでかい。

空港ではmetroさんのお友達のHさんを交え、昼間からオリオン生で乾杯。喉がとにかく渇いていたので、肴なしで飲みきってしまいました。自宅土産用にパイナップルを購入し、もう東京へ戻られるというDJ SoundEditさんをお見送り。私も昨日の伊丹の悲劇が繰り返さないよう、早めにSkiP♪することに。出発1時間前に検査場を通過しようと、ANA側の北検査場へ向かうと…やっぱり長蛇の列でした。仕方がないのでワンフロア上のカウンターでチケットを発券してもらい、また降りて今度はガラガラのJAL側の南検査場へ。みなさん振り回してすみませんでしたorz また島でお会いしましょう。

DFSカウンターでアナスイのミラーを受け取り、キャンセル待ちでようやく取れた関西行きの搭乗口付近で飛行機を眺めていたら「搭乗口変更のご案内」アナウンス。何? 38番ゲート? …階下へ降りる階段がありました。

バスで島流しですか○| ̄|_

その階段を下りると、修学旅行の珍獣団体がギャーギャー騒いでいて更に鬱。その数ざっと数えて60名以上。B3-700だから、もしかして乗客の大半がこの団体!!!?_| ̄|○ノ無理

凹んでいたら、階段から大阪の友人・かめちゃんが登場。昨日からマイル修行の旅に出ていて、さっき石垣から到着したとのことで、まさに偶然です。しかももっと偶然だったのは、席が隣同士だった件…(゚∀゚;) 水平飛行突入後、偶然記念にワインで乾杯しました。

居酒屋09AN開店

metroさんに譲っていただいた「大東寿司」を2人でつまんで、おつまみは完食。まだ物足りなかったので、ワインは3本目へ。

初めて白を頼みました。これを飲みきったあたりで降下が始まり、軽い揺れに珍獣団体がギャー…それでもあっという間に雨の関空RW06にランディング。リバースの飛沫に萌えました。

私もかめちゃんも預けた荷物がないので、そのまま南海に乗って泉佐野でお別れ。乙です。

おまけ:その後乗り換えた列車の車掌がこれまた友人だった件

帰宅して、またビールと泡盛を飲んでました。

コメント

  1. みかん より:

    大東寿司うまそう〜
    そしてワインも。
    ヒコーキ好きですが、機体そのものに詳しくない私は中の人の制服だったり、中で提供されるサービスに興味があります。
    ワインも全然詳しくないけど、なんでヒコーキ(もしくは列車)内で飲むお酒は美味しくて楽しいんだろうw

  2. ふくはら より:

    空弁大東寿司は那覇空港のJAノL側売店で買えるほか、那覇市内にもお店を構えているそうですよ。市内のお店はいわゆる握りのお寿司屋さんだそうで。一度行ってみたいものです。
    ちなみにおつまみは「なとり」。

    電車で飲酒するより、ヒコーキで飲むほうが回ります。そんな自分が楽しくて少量で酔えますw 船で飲むと別の意味で酔いますねぇ。

    制服いいっすねー制服ー!
    トランセは丸見えだったから妄想が暴走(ぉ

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